天宮の天は天才の天

あまみやくんの日常を雑多に書いてます

未来融合フューチャー魔術師

オッスオラ天宮!

まずは、激戦の1st,2ndの予選を勝ち上がった皆様、また急な限界突破で環境の変化も気にしながら3rd勝ち抜いた皆様本当におつかれ様でした。

 

今回は(も)、そんな東京3rdに出場したアオイレイ選手(@aoirei_ma010704)が使用した魔術師について、デッキ考案者視点での記事です。

 

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1.何故魔術師を選んだのか

好きなデッキだから、最後の公式大会くらい好きなデッキで勝ちたかったからです(僕も彼も)。

 

と言うのもありますが、本当に勝てるという確信があったからでもあります。実際、1st,2ndを通して『先攻ワンキル』という単語を耳にしたり、実際に対面して全く動かずに負けてしまったこともあるでしょう(天宮は予選で先攻ワンキルに2回負けてます、ぴえん。)

 

今のバディファイトは、件の《フューチャーカード バディファイト》によって未曾有の大ワンキル時代になっていると思っています。

そんな中、数多くのワンキルデッキの中で魔術師が抜けてワンキル性能が高い理由に『先攻エクストラターンによるワンキル』が高い確率で可能だから、という点があります。

 

これは少し前の限界突破発表以前ではPSクレセールを主軸にしたプリズムドラゴンも同じような手段でワンキルを行うことが出来ましたが、そのコンボの核となる必殺技が限界突破してしまったことにより、先攻でETワンキルを行えるデッキは魔術師と超戦士メンジョーのみだと思ったので、今回魔術師デッキを考案するに至りました。

 

2.構築とか

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今回使用してもらったデッキになります。50枚ジャストの構築で魔法21種の魔術師13種です。綺麗な構築になりました。

 

以前と明確に違う点は、勝ち筋の先攻ETの成功率はもちろん、《ドラゴウィザード キヌース・アクシア"Re:B"》によるET込み連続バーンダメージでの削りによる殺傷力です。

 

ホーリーマジック》《ドラゴソーサラー マジシャン・ドラム》等のバーンダメージも軽減されないため、効果ダメージのみで相手を倒せるだけの火力が出せます。

 

また、《マジカルグッバイ》《グットゥゴー!》などの自己バウンスカードを採用して、Reアクシアのドロー効果や《悪魔楽士 アムドゥキアス》《世界の中心 メアリー・スー》などの登場時効果を最大限活かす形になっており、ドローの数の多さでややトップ解決気味に狙いたいカードを引きに行く構築になりました。

(ロイヤルティが不利対面ですが、先日2ndでレヴァンティンが勝ち上がったと聞いて、これはロイヤルティが減る!と2人ではしゃいでいたと言うのもあります)(ばなおさんありがとう)

 

それでは注目カードを見ていきます

 

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《ドラゴウィザード キヌース・アクシア"Re:B"》

革命カードです。今まで魔術師が後攻弱かった最大の理由である『耐性のなさ』を1枚で解決しつつ、自身で登場時1+攻撃時6の合計7点を出せ、ドラムがいれば3ドローもついてくるトンデモカード。間違いなく強い、強すぎる。ずっと待ってました。

 

このカードの登場により、後攻を取ってしまった際に起こる『対抗除去による盤面崩壊』を防ぐことができます。

 

このカードが未判明の頃や、まだ使用できない8月の段階では《四角炎王 バーンノヴァ"Re:B"》をフューチャーカードでサーチして、時計のET込みで倒す……というプランを想定していました。

それくらいには対抗除去が課題だったのですが、本当に1枚で解決してしまいました、なんだこれ。

これにより自分のターンに《大魔法 スペシャル・エレガント・アメイジングウォール》を使用してなんとか盤面を守る……みたいな展開が無くなったため、実質的に壁の採用枚数が減りました。一石三鳥の活躍です。

 

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《ドラゴソーサラー マジシャン・ドラム》

アクシア入れるならもちろん入ります。先攻で《ガッチャ!(捕まえたぜ!)》を絡めて起動効果を発動することで相手のゲージを枯らすことも出来るため、先攻での蓋に最適なカードです。

今回はバディでの採用なので、フューチャーカードからサーチすることでアクシアの効果をフルに活かしやすい形にしています。

 

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《世界の中心 メアリー・スー"Re:B"》

帰ってきたメアリー。素のメアリーですらあんなに強いのに帰ってきていいのかメアリー。

効果はターン1になりましたが《ホーリーマジック》で魔法率を圧縮したデッキから出すこのカードは宇宙の一言。選り取りみどりです。

素の2回攻撃も優秀で4点が出せるのはとても強く、またサイズ0なため《マジックアーティスト アンディ》や《魔法秘書 沙樹幻十郎》と言ったシステムモンスターをどかす必要が無いのもかなりありがたいです。

 

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(アクシア→Reアクシアです)

 

こちらは今回ボツになった病搭載型です。

自己バウンスを減らしたためトップ解決を狙いづらくなっています。

そのため、《機神大魔導 C・エルシニアス》の逆天殺から病の魔法3種類サーチし、《レゼルボアの大魔法陣》《大魔法 GS・ラーニング》《マイコトキシン》によって1枚から5ゲージを生み出すことでメアリーでのサーチ回数が増やし、事故を減らしに行く安定型の構築となっています。

こちらはドラムを採用しない分アクシアのバリューが低いと考え、勝ち筋をReバーンノヴァ+時計のルートに変えています。こちらでも充分な殺傷力だと思います。

 

3.最後に

今回のデッキはアオイくんと深夜通話しながらあーでもないこーでもない言って意見交換した末に出来上がったものであり、僕も彼もバディファイト初めてからずっと好きなデッキだったので、かなり満足のいく仕上がりになりました。

 

今後は大型CSだったり、非公式のイベントだったりに少しだけ顔を出したいなと思っているので、もしよかったらこんなデッキですが遊んであげてください!